- 作者: 三井秀樹
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2000/03
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
読み途中だけどメモ
- 形
- 抽象(理念的なかたち)
- 具象(実際にあるかたち)
- 自然形体(非定型・・有機、無機、偶発的)
- 人口形体
自然の形
中でも非定形に分類されるものが多い
* 有機的形体(オーガニックフォーム):生き物の共通した特徴をもつ形
河原の石(ごつごつが取れて丸くなる)生き物の臓器の形などのなめらかで無駄のない形
彫刻で有名なのは・・・ジャン・アルク - Google 検索、
ヘンリー・ムーア - Google 検索
、
アレクサンダー・カルダー - Google 検索
* 偶発的形体 : 山、海、鉱物、動物の形など どれも違う。でも、イチョウの葉とカエデの葉は見分けがつくし、シマウマの模様もなんとなくわかる。
→こういう規則性は昔から見つけられていて模様などに使われている
- 水の飛び散ったあと、岩に入った亀裂などは偶発的形体より無秩序でカオスな状態とされている
→ オートマチックパターンという
→絵画でいうとアクションペイント など
ジャクソンポロック - Google 検索
- 有機的形体・偶発的形体のなかに秩序があることが1970年代にわかった
フラクタル - Wikipedia
なので非定型と定型はばっさり分かれるものではない
人口の形
- 産業革命まではギルド制度で華麗な装飾のものが多く作られていた
- 産業革命後しばらくは工場の精度的に、粗悪で味気ない工業製品が多くなる
ウィリアム・モリス - Wikipedia、(形体の美しさ、ギルド制度の復興を呼びかけ) ウィーン分離派 - Wikipedia (工業生産を前提に装飾性と実用性を目指す)、 ヨーゼフ・ホフマン - Wikipedia、 ドイツ工作連盟 - Wikipedia(機械の形体に適した造形とデザインコンセプトの出現)、 バウハウス - Wikipedia
大量生産の確立 ペーター・ベーレンス - Wikipedia
- この流れの裏で
アール・ヌーヴォー - Wikipediaや アール・デコ - Wikipedia 流線型のデザインの流行もあった。
形には必ずテクスチャ、色、材料がある。 とくに工業製品などは形を含めたその4つがいかに機能やコンセプトにマッチしているか、が美しさを決める。