2020年のメモ。お題「#買って良かった2020 」です。
よんだ本
30冊。今年はそんなに読めなかった...あんまり好きな本を掘り起こせたという感覚もない年だった。 そのなかでも特に取り上げるなら
医学書院 シリーズ ケアをひらく
このシリーズが面白い!
ユニバーサルデザインの勉強をしたときに石川准先生の「見えるものと見えないもの」を読んだ。20年ほど前の本なのでちょと今と感覚が違うかもしれないが..相当尖っておりかっこいい。「どもる体」「居るのはつらいよ」も面白い。普段意識しないことを細かく追いかけて、自分の中の身体感覚が少し広がった様な気さえする。今読んでいる「やってくる!」も相当面白くて、目の前の現実、今自分が感じていることが、結構危うく儚いものの上にようやく成り立っているように思え、ふとしたことでガラガラと崩れてしまうような...不思議な体験がある...
居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書 (シリーズ ケアをひらく)
- 作者:東畑 開人
- 発売日: 2019/02/18
- メディア: 単行本
- 作者:伊藤 亜紗
- 発売日: 2018/05/28
- メディア: 単行本
- 作者:郡司ペギオ幸夫
- 発売日: 2020/08/03
- メディア: 単行本
韓国文学
「外は夏」「娘について」「中央駅」等読んだ。韓国文学結構好き...ちょっと日本と近い文化・風土なのでわかりやすいというのもある(逆に「アメリカーナ」・「何かが首のまわりに」はいろんな感情が混ざり合ってかなり複雑な味わいがあった。)特に「外は夏」は好きだった。失望から立ち上がる人をテーマにした短編小説集なのだがどれもよかった。
- 作者:キム・エラン
- 発売日: 2019/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 作者:キム・ヘジン
- 発売日: 2018/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ミシェル・ウェルベック
職場近くのSPBSにてOYB(おもしろヤング坊主)フェアで推薦されていたのをきっかけに「セロトニン」「服従」を読んだ。こちらも結構すきだわ...
- 作者:ミシェル・ウエルベック
- 発売日: 2019/09/26
- メディア: 単行本
- 作者:ミシェル・ウエルベック
- 発売日: 2017/05/19
- メディア: Kindle版
音楽
今年はいろいろライブがなくなってしまったが、リモートワークでたくさん音楽を聞くことができて満足。またライブ配信などあったので結構楽しむことができた。よくきいていたのは下記。
ROTH BART BARON
- アーティスト:ROTH BART BARON
- 発売日: 2019/11/20
- メディア: CD
- アーティスト:Mills, Blake
- 発売日: 2020/05/22
- メディア: CD
- アーティスト:Baths
- 発売日: 2020/05/27
- メディア: CD
- アーティスト:Julianna Barwick
- 発売日: 2020/08/28
- メディア: LP Record
Magic Oneohtrix Point Never [輸入盤CD] (WARPCD318)_1129
- アーティスト:Oneohtrix Point Never,ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー,OPN
- 発売日: 2020/10/30
- メディア: CD
- アーティスト:Dirty Projectors
- 発売日: 2020/11/20
- メディア: CD
- アーティスト:The Avalanches
- 発売日: 2020/12/11
- メディア: CD
- アーティスト:Fleet Foxes
- 発売日: 2021/02/05
- メディア: CD
緊急事態宣言の頃、beatinkのインスタライブを金曜日仕事終わりに聞くのをすごく楽しみにしていたな
映像
「映像研には手を出すな!」と「ピンポン(今更!)」に夫婦でどハマりした!映像研めちゃすき。
あとnetflixの「ミッドナイトゴスペル」。よくわからないまま見続けて、最終話で号泣してしまった...全てが最終話のためにあったんじゃないかと思えるほどよくできていた。最終話のお母さんの言葉がなんども聴きたくて4回くらい見直した気がする。そして無性に実家に帰りたくなった..
習い事
放送大学を始めたのも今年。前期はユーザー調査法・ユニバーサルデザインをとったが、後期はアメリカの文化と芸術・文学批評への招待をとっている。これがめちゃくちゃに面白くて、特にアメリカの〜は授業の構成がおしゃれ。(収録会場にWHBQと文字が入っているマイクが立ててあったりする。おちゃめだ...)各分野の教授たちがいろいろなものを通じてその背景からアメリカについて見ていく。キューピーやカントリー音楽、エルビスプレスリー、ベトナム戦争戦没者慰霊碑...などを通じてみるアメリカの1900~2000年の動きはダイナミックですごい。毎週授業を見るのを楽しみに過ごした。ユニバーサルデザインでADAを知ったとき、その動きが盛り上がった文化的な背景がピンときてなかったけどすこしわかった。
文学批評への招待もとても楽しい〜(しかしこちらはもうしこし咀嚼する時間が必要...)
もう一つ新しく始めたのが絵画教室に通うこと。なんと手ぶらで行ける...!先生が鉛筆も削ってくれるし、水張りもないし、一人で一つのモチーフを書くので場所取りも必要ないし、講評会でビクビクする必要もない(これは悪いところでもあるが..)。昔受験でデッサンを少しやったけど忘却の彼方で久しぶりに描くことと向き合っているのだが、これがとても良い。
最初は描き方を完全に忘れていたので手が思う様に動かず線もまっすぐにひけないし、目がボリュームを測ることに慣れておらず、おそるおそる描いていく感じだったが、だんだん要領を思い出してきた。最近ようやくモチーフごとにどこを特に見せるかを考えながら構図やタッチを決められる様になった。先生がとても教えるのが上手くて、「ここをこういう風に引き立てたい」と伝えやすく、「どうしたらいいか?具体的にはどう手を動かしたらいいか?」という問いと答えのやりとりがスッキリ行くのでとっても楽しい。毎回たった数時間なのだが終わるころには4回くらい疑問⇒答え⇒実践のやりとりを超えるのでジェットコースターみたいでクタクタになる。
来年は自分の中での明度のとりかたを定着させること(今は気をぬくとすぐ白っぽくなってしまう..)と明度の反転の処理を上手くすること(背景の白・手前の白が入れ替わるところの空気感を表現できるようになること)できたら着彩までいきたいけど...もう少し鉛筆デッサンを続けたい気持ちもある。
他買ったもの
今年はリモートワークで仕事とプライベートの切り替えが上手くできなくて辛かった。そんな中役に立ったのが間接照明! IKEAのトカボ、 www.ikea.com
グルチッチのMAYDAY(軽くて床置き・引っ掛けたり転がしたりしても使える優れもの。)
などなど夜は間接照明に切り替えて過ごすことで少し気持ちが落ち着いた。
それから花瓶。ガラスの大きな花瓶を買って、枝もの(桜・コデマリ)を楽しんだり、古道具屋で買った一輪挿しに近所で買った花を生けて楽しんだ。
あとは意外にもぬいぐるみがよかった...買ったら捨てられない!と思って散々悩んだ挙句、秋に京都国立博物館のとらりんを迎えた。 store.savekyoto.jp
みればみるほど可愛くて、寝室に持って行ったり、膝に乗せてぼーっとしたり...好きすぎて....アーティゾン美術館で現物のとらりん(尾形光琳の竹虎図)の展示をしていたのでそれも見に行った。う〜〜〜〜かわいい!!
食事はホットクックを買ってポトフ・カレー・煮付け・おでんなど楽して美味しい生活でした。
あとはお風呂を長く入るようになってお風呂グッツも買ったな。 バスピロー
本を読むとき用のライト。太陽光充電で災害時にも使えそう。
キャリー・ザ・サン(CARRY THE SUN) ソーラーランタン ウォームライト ホワイトベルト ミディアムサイズ CTSW-WHM
- 発売日: 2019/04/20
- メディア: スポーツ用品
クナイプのバスソルト。いい匂い〜
クナイプバスソルト グーテナハト ホップ&バレリアンの香り 入浴剤 850g
- 発売日: 2019/07/04
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
そしてリングフィット。買ったのは昨年だけど今年はお世話になりっぱなしだった。
毎日30~60kcalくらいやってるけど程よい負荷で良い感じ。少し身体が軽くなった気がする。 ようやくストーリーをクリアした。総運動量が8000kcal越えだった。